デザインの仕事に算数的感覚も必要
絵が描けたら、勉強なんて別に要らないんじゃない‥
って、高校生の時は思ってました。
でもデザイナーとして就職したら、思ってたのと違いました。
数学ってデザインの仕事に
関わってくることが結構あるのです。
受験で出てくるような数学とは
ちょっと違うけど。
数式
計算
はモノ創りの現場でも、WEBという仮想空間の世界でも必要でした。
デザインのソフトウエア(IllustratorやPhotoshopその他専用のアプリなど)を使う時、画面のサイズを計算するのに数学。
例えば
私がインテリア会社で勤めていた時の例だと、とあるホテルの宴会場に敷く、カーペットのデザインをした時
営業マンが現場の図面を持って仕事を請け負ってくるので、デザイナーは図面から面積から計算して、「そこに50cm角のタイルカーペットを何枚敷き詰めたらいいか」など簡単な計算しながらデザインする。
デザインが決まってカーペットを試作する時、いくらの原価でカーペットを作れば販売価格がいくらになるのか?
そんなことを計算しながら、デザインの仕事をしてきました。
また別の機会で、WEBデザインを手がけることになった時のこと
クライアントさんのイメージにあった写真を見つけて、画面に配置するというサイトのデザインをする際にも算数が。
ホームページのサイトを構築する際に、スタイルシートと呼ばれる半角英数ので組まれた言語式を打ち込んでデザインを調整することがあるのですが、そこでもちょっと算数的な考えを使うこともありました。
デザインの仕事をしてゆくなかで数学も関わりがあることを知りました。
芸術分野への興味の芽を育て、将来のクリエイターを教育する
咲くやこの花中学校
芸術分野の選抜適性検査で算数が取り上げられているのも、算数への興味度を図りたいという意図もあるのかもしれませんね。