受験勉強を始める時期
中学受験をするなら“対策は小学校4年生から始めるのがセオリー”というご時世のなか。6年生になってから子どもが受験したいと言ったら?勉強を始める最終のリミットは?と気になりますよね。
咲くやこの花中学校のオープンスクールは、毎年7月の第3週の土日に行われます。
オープンスクールは小学校6年生だけを対象にした説明会&体験会で、在校生によるプレゼンテーションと授業体験、部活体験の3つを経験できます。
うちもそうでしたが、このオープンスクールをきっかけに咲くやの受験への気持ちが高まるお子さんが多いと聞きます。
では、ぶっちゃけ
オープンスクールを機会に受験対策を始めて間に合うのかどうか?
受験の合格圏内にまでスキルを身につけられるのか…。
ということですが
本人の熱意があれば、受験勉強は夏休みからでも間に合う
ある程度の基礎学力が身についてらっしゃるようでしたら、熱意の有無が受験の明暗を分けるようです。
お子さまの状態を以下の3つの項目でチェックしてみてください。
- お子さんの熱意は?…「咲くやに入りたい」」どれだけ強く思えるか
- 6年生までの基本的な知識(漢字や算数のスキル)をどれくらい身につけられているか
- 家庭でのサポート体制があるか
オープンスクールから本番までの半年で、受験に対応する準備を整えるためには、相当、やらなければならないことがあることを覚悟してください。
「ぜったい咲くやに入学する」というしっかりとした気持ちが親子共にあれば、やれないことはありません!!諦めないでくださいね。
Q子が受験勉強を始めたのは8月。まずは、週1回の画塾と家庭学習。といった具合です。
適正検査Ⅰ対策で、学習塾に通いだしたのは11月からです。(個別指導学院フリーステップに週2講通いました)
切羽詰まった環境が、追い風になってQ子は、短期集中で受験対策ができました。
もしかしたら、早くから始めていたら中だるみしていたかもしれません。中学受験は早くから対策するに越したことはないのですが、受験塾の学費は、なかなかのものです。
我が家の場合は、経済的な理由もあり、本番3ヶ月前になって、やっと学習塾に通いだすという決断になりました。
受験を経験して感じたことをまとめると、芸術分野の受験対策を優先順位的に申し上げるとしたら
1.絵の練習
2.作文対策
3.面接対策
4.作文以外の学科(国語の読解と算数)
という順番になります。(Q子の場合は上記のような順位づけをしましたが、他の方はまた違った優先順位をつけられるかもしれません)
芸術分野なら、半年前からでもなんとかなるかな…。けれども、理工、言語、スポーツ分野は、そう簡単にはいかないような気がします。
特に、理工分野やものづくり分野を目指す子どもたちは、かなり前から準備をしてきています。
多くのお子様が5年生の頃から受験に向けた勉強を積んできているという話を、咲くやこの花中学校に入学してからの保護者の集まりで聞きました。
いつから受験準備を始めるのかは、各ご家庭の考えもあるし、それぞれのお子さんの個性もおおいに関わるところなので…いつから受験準備を始めたら正解!安心!ということは言い切れないのですが
受験本番までの準備期間が短くなると、親も子も精神的にキツくなってくるので、精神的な安心感を得て平和な準備期間を過ごすには、早くから勉強を始めるに越したことはないと思います。