適性検査Ⅰ

親子ともにピリピリする家庭勉強

家で受験勉強していると続かない

受験まであと3ヶ月と迫った10月の末
適性検査1の対策方法を方向転換することにしました。

家だと誘惑も多くて、つい、YouTubeを見入ってしまったり、気が散ってしまって勉強に集中できなくなってしまうのです。お友達が遊びに誘ってくれると、家を出たまま夕方まで帰ってこない。ということも起こりました。

中学受験の対策をされる際、2つのアプローチがあるかと思います。

ひとつは、4年生か5年生頃から塾に通い始め、長期戦で受験対策を行うアプローチ。

そしてもうひとつは、オープンスクールやお友達に感化されて、6年生になって急に中学受験を志すタイプ。

この場合短期集中のアプローチになります。Q子の咲くやこの花中学校受験対策はまさにこの短期集中アプローチ。かなりリスキーなうえ、そばで見ている親の心持ちも穏やかではありません。

長期で計画的に中学受験に取り組まれている方は、時間的にも余裕があり、6年生の11月ともなるとそろそろ受験勉強の仕上げの時期になります。

短期集中で受験に挑戦するというQ子のような場合は、時間に余裕はありません。スマフォをいじっている暇があれば、漢字ドリル1ページでもやってよ!と私は心の中でやきもきしていました。

しかし、親が口うるさくすればするほど、子どもの気持ちは萎えてしまうと先輩ママからアドバイスいただいたことを心に留めて、じっと我慢していました。

小学校の運動会も終わった10月上旬、そろそろ本気で適正検査Ⅰのお勉強に取り組まなくてはやばいのではないか‥と思い、注意深くQ子の様子を観察していたところ、もしかしたら‥と懸念に感じることが気になりました。

その懸念とは、もしやQ子はひとりで受験のお勉強を進ませられないタイプなのではないか?と感じたことでした。

学校の宿題くらいの量であればひとりでやれるのです。しかし、受験対策のお勉強は、ひとりだと注意散漫になっている様子なのです。

家庭で受験勉強していて陥るトラップ

  • 集中力が長続きしない。
  • 遊んじゃう。
  • どんなことをやれば受験の対策になるのかわからない。
  • 我が子がどの程度、勉強の習熟ができているのか?合格圏内に今、どの位置に居るのか、わからず親も子も不安に陥る。

本番3ヶ月前にぶち当たった家庭学習の壁

家庭で、咲くやこの花中学校の過去問題集に取り組んでいる時のQ子は、固まっていました。

問題に取り組むものの、解き方がわからなくて鉛筆が止まってしまうのです。問題集の回答を読んでもちんぷんかんぷんの様子。「わからないことを消化してからでないと次の問題に取り組みたくない」という思いもあって、全く問題集が進まず時間ばかりが流れてゆくといった状況になってしまいました。

家庭学習で大切なのは時間管理

受験本番まで時間が迫っているQ子には、わからない問題にいつまでも取り組んでいるほど、時間の余裕はありませんでした。こんな勉強法をしていたら、受験に対応できない。という現実を親子で受け止めなければならない時期にきているのだと実感したのは10月の半ばでした。

“受験本番をゴールに設定して、勉強に充てられる時間を割り出し、そのなかで、どう準備してゆくのか?が受験の明暗をわける”

中学受験を経験した先輩ママ友が教えてくださったことが上記のコメントです。

試験本番まではあっという間だから、時間を有効に活用して本人のモチベーションが維持できる勉強法をしないと直前の1ヶ月を乗り切れないというアドバイスもいただきました。

10月半ばあたりに、お子様のタイプを見極められて、効果的な勉強法に切り替えられるとそれから本番までの習熟度が変わってくるようです。

お子様はどのようなタイプでしょうか?

  1. ひとつのことを時間をかけてコツコツやり続けられるタイプ
  2. 計画をたててその通りに進めて行くのが好き。時間を焦らされると本領発揮しずらいタイプ
  3. ぶっつけ本番でも焦らず対応でき、予定外の急なことでもパニックにならず適当にうまくこなせるタイプ
  4. 短期集中で取り組むのが得意、時間をかけると中だるみしたり、最初にやったことが抜けてしまうタイプ

4、5年生から受験対策に取り組まれてらっしゃる方は、1.2のタイプの方が多いのではないでしょうか?

Q子は、同じことを長期間やり続けると飽きてしまう3.4タイプでした。

3.4タイプのお子様は、短期集中型をいかした効果的な問題集と勉強法の選択が重要です。短期で結果を出すには、たくさんの大人に関わってもらって受験対策をした方が効果があがるというのが、うちが咲くやこの花中学校の受験を経験して行き着いた結論でした。

家でこもって受験勉強していても、わからないことだらけ

  • わが子の習熟度がわからない。
  • 問題集をやっていてつまずいた時に解き方がわからない。
  • 面接対策がわからない。

短期集中で結果を出さなければ試験本番に太刀打ちできないと実感した私は、学習塾のサポートを受けることを決断しました。

たくさんの受験生に対応し合格者を送り出している学習塾では、過去の合格者の大量のデータが蓄積されています。家庭では過去問から予測して、試験対策をすることに限界を感じていました。

実際、過去問をQ子に渡して「家で勉強しとき」とまかせていましたが、問題が難しすぎて先に進めないまま固まっているようでは、時間が足りません。合格も叶わないでしょう。

このままであれば、桜は咲くことはないのだと現実を受け止めが10月半ば、Q子は勉強の方向転換をすることを決意しました。

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