咲くやこの花中学校の芸術分野を体験する
大阪市立咲くやこの花中学校のオープンスクールに参加して、Q子が一番の衝撃だったのは、「画法にはいろいろあるんだ!」ということを知ったことでした。
これに参加するまでは、絵を描くときは、一種類の鉛筆でまずきっちりと輪郭の線を描いて、それから中の色を塗ってゆく…いわゆる“塗り絵画法”しか娘の意識になかったのですが、
オープンスクールに参加して、自分の手を描写する課題が出た時に、お隣に座ってらっしゃった先輩がオレンジと水色の色鉛筆二本を持って、クロッキーを始めた時に、Q子の目が点になっていました。
子どもたちの表現力を高める授業
先輩たちが、日頃どんな風に絵を描いているのかをリアルに体感することができ、さらに、咲くやの芸術分野に入学したら、どんなことを教えてもらえるのかもわかります。
先輩方が描くクロッキーの手法に驚いたQ子。手の陰影や光の描写を2色の色鉛筆で表現するダイナミックな表現がかなり衝撃的だったようです。
オープンスクールが終わった帰り道
「先輩みたいに楽しく絵を描いていたい。どうしたらいいと思う?」
とQ子が相談してきました。
「咲くやこの花中学に行きたい」とも言いました。
オープンスクールで受験スイッチが入る
この時から、Q子のスイッチが入って受験勉強がスタートしたのです。
他の6年生は、もうとっくに受験対策を始めていることでしょう。
受験本番まで半年。
絵は好きだけれど、受験に対応する力にはまだまだ遠いところにいました。
お勉強の成績は、クラスで中くらいの位置。
さてさて何から始めたらいいのかな…と思い、まずは絵のお勉強ができる画塾を探すことにしたのでした。