中学受験は親子二人三脚
中学受験は親も関心をもって、子どもと二人三脚で取り組んだ方が子どもが結果を出しやすいのではないか?と、自分の娘の中学校受験を体験して強く実感しました。
厳しい中学受験の現実を体感するのはわが子です。
中学受験で子どもが体験すること
- 適性検査を受ける
- 面接で自分を表現する
- 検査日当日の緊張感に立ち向かう
- 選抜の後の合否結果を受け取る
すべてを受け止めるのは子ども自身です。
親が代わりになることはできません。
適性検査の2日間は、子どもがひとりで立ち向かう大切な日なのです。
子どもの受験に過保護になりすぎると親自身が持ちません。
受験生の親が陥りがちな心配ごと
- 子どもの成績
- 受験勉強の進具合
- 学習の成熟度
- こどもの偏差値と合格判定
これらの心配は、心配したところで効にもつながりません。かえって、このような親の心配が、受験でナイーブになっている子どものプレッシャーになります。
このような心配事が頭から離れないのなら、学力に関するサポートは塾にお任せして、塾と親と子どもとのトリオ取り組むのが得策です。メンタルのことで心配な親御さんこそ、早急にお子さんを塾に行かせてあげてください。
中学受験で親は何ができるか
- 子どもにベストマッチする勉強の環境を用意する
- 子どもの健康管理と時間管理
- 子どもをそっと見守る
- 小学校の担任の先生との連携
そして一番大切なサポートは
親は子どもの一番の理解者で
応援者であるということです。
1,子どもにベストマッチする勉強の環境を用意する
家庭学習を貫くのであれば、子どもが集中して勉強に取り組める環境。
塾を利用するのであれば、子どもに合った塾選び。
2,子どもの健康管理
咲くやこの花中学校を受ける子にとって、受験勉強の山場となる12月から1月は、ちょうどインフルエンザが流行る時期です。
- うがい・手洗いの徹底
- 睡眠コントロール
- 居住室内の湿度と温度管理
- 感染症の流行を把握
- マスクの徹底
クラスでインフルエンザが流行りだしたら、大事をとって学校を休んで家に引きこもるのもアリです。
3,子どもをそっと見守る
親の三大イライラ
ゲームに没頭
テレビやYouTubeに夢中
現実逃避して意識散漫
ついガミガミいいたくなりますよね。
塾に行かずに家庭で勉強するということを選ぶと、こういうことがよく起きます。
子どもが勉強に集中できず、気分転換を理由にゲームやYouTubeに囚われていることを多く目にするようになったら、家庭学習だけでは限界があるということです。
塾に送り込みましょう。
それが親子共に平和な解決策です。
4,小学校の担任の先生との連携
最後のラストスパート…特に受験の一週間前はとても大事な時間です。
小学校の先生と日頃から話をして、理解をいただいていると、受験期間の学校生活がかなり有意義な時間になります。
どんなことでも人とのコミュニケーションや信頼関係は大事だと思います。
日頃こどものことを見てくださっている小学校の先生とギクシャクしないよう私は連携をとってました。
親が一番のサポーターであるということ
子どもが中学受験すると言ったら
親の思惑は脇へ置いてみましょう。
子どもの決断を大人がサポートする
『競争率が高い大変な受験をしなくても、地元の公立中学校にいけばいいやん』と親の気持ちが中学受験に乗りきれていなかったら、競合する他の受験生と渡りあえません。
言い過ぎかもしれませんが、保護者の心の片隅にそういう気持ちがあると子どもは合格は手にできません。
せっかく子どもが真剣になっているのに、親の乗り気でない気持ちが子どものやる気をそいでしまいます。
子どもが咲くやこの花中学校を受験すると決めたら、いろんな心配事や思惑は一掃して、子どもと気持ちを一つにしましょう。
受験は1月いっぱいで終わってしまいます。
中学受験の旬は永遠ではなく、終わりがくるのです。
だからこそ限られた時間を最大限サポートできるよう親もがんばってください。