変化が見られるまで待つ
いくぶんか描き続けていると、ある時「あっ。なんかいい感じになってきたかも…」と感じる時期がきます。
最初は、思い通りに描けなくて、はがゆさを感じたり、気弱になってしまう時期があるかもしれませんが、“時期がくると、必ず絵に変化が出てくる”ということを心に留めておくと、受験生もサポーターの親も気がラクかもしれません。
今は上手く描けなくても
描いてさえいれば
必ず上達します。
初心者と熟練者の差は絵に取り組んできた時間の積み重ねや量に、差があるのでは?と思います。
本番まで半年の時点で初心者の人
本番まで2年の時点で初心者の人
受験に対応した画力を身につけるために、必要な練習の量が同じくらいだとしたら…。受験の準備を始めたのが遅めであれば、短期間にギュギュッと詰め込まなければ、5年生から準備してきた人と同じ土俵に乗りにくいです。
「うまく描けるようになってきたな」と本人も周囲もわかるようになるほど、画力に変化が出てくるようになるには
徹底して練習を重ねていく段階を避けられません。
ある程度描いてこそ
ある程度描いてこそそれまで積み重ねてきた力が、一斉に開花するのです。
「なかなかうまくならない」ことを嘆いて、早々に諦めないで、12月までは、気長にコツコツ練習に取り組んでください。
絵の上達には波があります。
二週間前に自分のスタイルができたらOK
受験の二週間前で、自分の描くペースが安定し、どんな課題が出題されても受験本番の時間を想定して絵を仕上げられれば充分です。
6年生の8月から受験対策に取り組み始めた初心者であっても、3ヶ月で絵は変わってきます。「うまくなったなぁ」とわかるまでに1,2ヶ月では変化が見えにくいです。
毎日描き続けて4ヶ月経った時に最初と比べて、「成果が現れてきたな」と感じられますから、諦めないで絵を楽しみ続けてくださいね。